決算書チェッカーで、計算があっているか確認してみる。

戦略MGでは、擬似経営で実行した内容(材料購入/販売/人の採用など)を、現金出納帳に記録し、期が終われば、決算書を作成して、次の期に備えます。

現金出納帳の計算は合ったが、どうしても決算書が合わず、周りにサポートしてもらうということはしばしばあります。その結果、次の期がスタートできないということもありますし、研修を開催する立場としては、なんとかしたいと思っています。

特にリモートになった場合は、サポートする側も、される側も難しくなります。

クラウド戦略MGでは、自分のやった計算があっているのかの確認。決算書ができていないか次のゲームの時間がきた時のために、決算書チェッカーが準備されています。

こちらは、無料のアカウント登録で使えるようになりますので、この機会に作成してみましょう。

会社盤の状況を入力する。

まずは会社盤にある設備、採用している人の数を入力します。退職者も忘れずに入力しましょう。

期末処理を忘れていたら

現金出納帳で忘れがちなので、期末処理(設備費や給料など)です。もし現金出納帳の中で期末処理をやっていないようであれば、「期末処理を行う」を選択しましょう。

対象の期毎に、期末処理の費用が変わりますので、現在が何期目なのかは、チェックしてください。

現金出納帳の数値を入力する。

擬似経営で実行した現金出納帳を集計した結果を、入力します。リスクカードを引いて、火災やじこが起きていたら、そちらも転記しましょう。

前期がある場合

2期目の場合は、1期目の情報を入力しておく必要があります。上部の「前期情報読み込み」を押して表示された、前期入力領域に入力しましょう。1期の場合には、入力不要です。

決算書チェックの実行

全ての入力が終わったら、対象の期を確認して、「決算書チェック」ボタンを押します。

入力項目に矛盾なく、決算できた場合は、決算結果が表示されます。

自分で計算した結果と同じ結果になっているか、確認してみましょう。

材料、仕掛品、製品が、マイナスの場合は、材料購入数や完成/投入など記入漏れがあるので、現金出納帳を見直しましょう。

どうしても合わない場合は、イベント主催者に確認しましょう。

現金残高がマイナスになったり、純資産が0になったら、倒産です。

こちらも、以後のゲームをどのように進めるか、イベント主催者に確認しましょう。

決算書を作る過程で、どのような経営をしたら、どこの金額にインパクトがあるかなど、わかることも多いため、そこの仕組みが理解できるまでは、必ず手書きで決算書を作成するようにしましょう。